丹沢・大山 登り納め

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12月30日(日)平成19年登山納めで、丹沢・大山に出かけた。この時期の女房との大山登山は2回目。今回は追分~男坂~二重ノ滝~見晴台~雷ノ峰尾根~大山山頂~表参道~下社~女坂~追分の周回コース。追分手前の市営第2駐車場に車を置き0825出発。途中、休憩のたび毎に昼食をとる我が家のやり方で山頂に1110着、同1115発。登山口には丁度5時間後の1325に戻ってきた。前日二つ玉低気圧が日本列島を通過、強い寒波が押し寄せるということで、アイゼンを携行したが、積雪は無く夏山状態。それでも山頂の気温は低く、0℃。太陽が時々雲に隠れる今一の天気であったが、登山者は引切り無しに登ってくる。特に年寄りと子供連れが多い。江戸時代から大山講で人気の山だけある。
今回、最初の休憩を竜が守る二重神社でとったが、静かで日当たりも良く、大山沢取り付きの偵察も出来た。隣には丑の刻参りで、敵に擬えた人形に五寸釘を打ち付けたと云われる大きな杉もあり、表道とは違った雰囲気を醸し出している。見晴台への道は樫等の照葉樹林に覆われ、小鳥のさえずりも随所から聞こえてくる。近くの木にコゲラを発見し、写真に撮ろうとしたが撮り(鳥)逃がしてしまった。この大山は阿夫利神社御神体でもあるが、下社から女坂を下った途中には大山寺があり、年越しの護摩の準備を多くの不動明王像が見守っていた。男坂、女坂合流点には万国忠霊塔という慰霊碑があり、山頂付近の稜線を良く見渡すことが出来る絶好のポイントであった。展望方々慰霊に御参りされる事をお勧めする。また、傍らの温和な地蔵菩薩、ピンクの椿の花が印象に残った登り納めであった。あまり良いことが無かった丁亥であったが、72日の登山と3日のスキーを無事楽しんだことが救いかな。来年は戊子。還暦を迎え、気持ちを新たに山学を楽しみたい。