鳥海山の花(2完)

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(続き)最初の写真は外輪山・七五三掛(シメカケ)から千蛇谷に向かう巻き道のナナカマド。稲倉岳の向こうは、秋の気配とともに夏アカネ(トンボ)が飛んでいったであろう秋田の田園。鳥海山には鳥海○○と云う山名を冠した花が幾つかあるようだ。今回は、鳥海フスマと鳥海アザミにお目にかかった。フスマは山頂小屋脇の岩場にあったが、これが鳥海フスマだと言われなければ通り過ぎそうな白い小さな花であった。鳥海アザミは富士アザミを少し小さくスマートにし、花の色を少し控えた様な地味な花であった。また、この山が南限と言われるイワブクロ(樽前草)も山頂近くの砂礫地に咲いていた。他には、アオノツガザクラツリガネニンジンイワベンケイ等が見られた。今回の山行では、最盛期から比べれば熟年に近くなった花が多かったが、我々の年相応の(以上の)花を楽しめた様な気がする。(了)