鳥海山

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8月最後の週末・26~27日、秋田・山形県境の鳥海山に登った。鳥海は昨年7月、海の日の連休に月山と併せて計画したが、荒天のため途中で下山。今回はそのリベンジである。前回は搦め手の滝ノ台から心の字雪渓を詰める予定であったが悪天と予想以上の残雪で断念したため、今回は正攻法の鉾立コースを取った。天気予報は上々。前日の25日(金)1920東京を出発。東北道をひたすら走り月山を0030通過。最初の宿、櫛引ICに0110到着、車中泊。26日(土)0600喧騒に起こされた朝、北の空にスッキリと鳥海山が見える。朝食後再び山形道~7号線~ブルーラインを走り0840鉾立登山口へ。さすがに車も多い。0910出発。石畳の道をユックリと登り、1100御浜神社到着。眼の前には鳥海湖が青い水を湛え美しい。月山も直ぐそこだ。尾根沿いの道を更に登り七五三掛(シメカケ)から外輪の北側に下り、千蛇谷のコースに入る。小さな雪渓を横切り小高くなった台地上の道を辿る。天気は願っても無いような好天であるが、陽射しを遮るものが殆ど無い。おまけに風まで薙いで茹だる様な暑さ。暑さに耐えながら1425大物忌神社に到着。休憩の後、鳥海山最高点の新山を往復した。新山からは東北の主要な山(岩木山岩手山早池峰山蔵王山飯豊山朝日岳)を確認することが出来た。小屋の周囲には鳥海山固有種といわれる鳥海フスマが咲き、南限といわれる樽前草も可憐な姿を見せてくれた。この日の締めは日本海に沈む夕日。飛島の向こうに沈む夕日を見ながら、南の海岸を眺めると粟島の向こうに佐渡が見える。夜の帳はあっという間に閉じ。明日の日の出と逆さ鳥海を期待して就寝。27日、目を覚ました早朝、外は一面の白い世界。結局晴れることなく、雨着を着て0640出発。三角点・七高山から外輪を経て1050鉾立登山口に下山。大平の国民宿舎で入浴・昼食の後1250出発。東京へひた走り1950帰宅した。山歩きはさておき、往復1115Km、14時間のドライブが厳しい山行であった。(鳥海山の花は別途掲載。)