杣添尾根から横岳往復

入村3日目も好天が続き山ノ神を誘ったが、留守番をするとの事であった為、思い切って横岳に出かけてみた。今回選んだのは佐久側から登る杣添尾根。横岳は毎日小屋から眼前に眺めているが、反対側からのコースである為、今まで上ったことが無かった。標高差1075mは、エースメイカーを付けて以降最高のトライアルだ。
●場  所:八ヶ岳・横岳 2829m
●時  期:平成30年8月27日(月)
●同行者:単独
●時  程:登山口Ⓟ 0700、林道 0725、(休憩2回30分)森林限界 0955-1010、
  三叉峰 1100-15、横岳頂上 1135-1200、三叉峰 1210、森林限界 1240-50、
  (休憩1回10分)林道 1435、登山口Ⓟ 1450、

小屋を出たのは5時ちょっと過ぎ、燃料が少なくなっている為、茅野市街まで一旦下り、24時間営業のガソリンスタンドで油を入れて再出発。八ヶ岳の南麓を半周して6時45分に登山口へ到着した。気温17℃。
野辺山の農場から眺める嫋やかな八ヶ岳連峰。横岳から2本の尾根が派生するが、南(左)の尾根が今日登る杣添尾根。
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登山口で入山届を書き、富士見岩遊歩道の案内に従い別荘地内を進む。
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林道から北沢越しに杣添尾根と山頂部を眺める。
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小沢を越えた後、急登となり樹林の中を只管登る、擦れ違い1人、追い越され1人。
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樹林の中では位置評定が難しい。やっと北側の稜線が見えてきた。
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森林限界となったが、道は尾根北側斜面にあり日蔭となり涼しい。
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赤岳が見えてきた。あと100mくらいだが、息が切れる。
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横岳主稜線の三叉峰に到着。ここまで4時間かかったが登れたことが嬉しい。
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途中追い越された長野の方とお喋りをし、お互いの無事を祈り別れる。
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三叉峰の西側によって諏訪側を眺める。高山植物は殆ど咲き終えてしまったが、涼風が心地よく、佐久側との非対称が面白い。横岳山頂は直ぐ隣だが、ここで良いかと思いつつ休憩。
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横岳山頂は三叉峰より4m高いだけ。でも、やはり行ってみよう。
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山頂への途中から振り返る三叉峰。僅かな距離が堪える。
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兎に角来たぞ、横岳山頂。
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足元の小同心峰。
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大同心峰はジャンプ台の様。蓼科山の左手には車山が広がり、小屋に電話を入れたが生憎電波が届かず、超遠距離アイコンタクトは叶わなかった。
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雲が湧き始め、静かな杣添尾根を下る。道路整備の人達の他、1組とすれ違う。
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冷たい小沢で顔を洗い登山口へ。時間をかければ山歩きを続けられそうだ。
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