丹沢・栂立尾根から本間ノ頭

3月初めに訪れた早戸川流域は土砂崩れで林道が通行止め。その後訪れることが無かったが、年末を控え再訪した。今回は宮ケ瀬ダム湖畔から丹沢三峰東峰の本間ノ頭へ直接登る栂立尾根を登り、本間ノ頭北西尾根を下る周回コース。林道が開いていれば自転車を本間橋にデポして帰路楽をしよう・・、ではなく伝道周辺の偵察に十分な時間を確保しよう・・?という極めて真摯な計画。さて、林道は通行可能か、それが問題だ。
●場  所:丹沢三峰東峰 (本間ノ頭) 1345m 栂立尾根
●時  期:平成28年12月12月24日(土)
●同行者:単独
●時  程:早戸川橋 0750、タロベエ峰 0825、六百沢ノ頭 0900-10、
  栂立ノ頭 0935、1043m峰 1010-20、鐘沢ノ頭 1135、本間ノ頭 1110-30、
  沢渡渉点 1230-40、本間橋 1255、三日月橋 1355、ゲート 1355、

家を出たのは朝6時、混み合ってはいたが中央道は順調で、1時間で相模原ICを通過。途中のコンビニでパンを買って、早戸川の林道を進む。が・・、残念!ゲートは閉まっていた。仕方なく自転車を駐車禁止標識に括り付け、早戸川橋へ戻る。
橋周辺はバードウオチャー達の車で一杯。最後尾に車を置き、橋を渡って歩き始める。
朝の湖畔にはベニマシコやヤマセミが現れ、それが探鳥家達の狙いだそうだ。

橋の向こう側には本日のメインディッシュ、栂立尾根が呼んでいる。
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スタートは送電線監視道から。(マイナールート探検隊さんのブログを参照しました。)
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送電鉄塔33番を通過し更に登る。右手は栂立尾根六百沢ノ頭方面。
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タロベエ峰。ここから先は境界標識が指導標。鹿柵を脚立で乗り越える。
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稜線の北側には焼山当たりの主脈稜線が見え隠れ。
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宮ケ瀬ダムと仏果山も微かに見える。
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脚立を3つ越えて到着の六百沢の頭で休憩。ベンチ代わりは鹿柵壊しの倒木。
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ここは壊れた扉をすり抜けて通過。鹿柵沿いの急登が始まる。
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この脚立は危なくて越えられない。下を潜って障害物競争。
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植林帯から自然林へ、歩き易い所を選んで自由に歩く。
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宮ケ瀬ダムの虹の大橋や津久井城山が見えてきた。
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大山の右手には陽を浴びて相模湾が金色に輝いている。
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栂立尾根の巨木達。栂と岳樺と思われる。
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栂立尾根終了点の北西尾根との合流点。ここからは一般登山道。
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今年2度目の本間ノ頭。誰にも会わない好天の土曜、天国か僻地か、どうでも良い。
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北西尾根を下りだすと左手に白い峯!北岳だった。バットレスがはっきり見える。
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尾根の右手には宮ケ瀬ダム。
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踏み跡、テープが判りずらい場所があったが、鹿柵が出てくるとコースは明瞭。
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蛭ケ岳は山頂の小屋まで確り見える。次はあの尾根を登ろう。
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手作りの指導標が2本ほど見られた後、道は鹿柵沿いの急坂を下る。今日は何とか行けるが霜が融けたりしたら大変な所だ。
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怪しげなロープを設置した場所が続く。抜けることを覚悟で触る。
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本間橋からはゲートまで丁度1時間。駐車場までは自転車で5分であった。
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そして無事下山。孫が通う幼稚園の脇を通って家路に着いた。孫達は今沖縄へ旅行中。帰ったら初めての飛行機体験等を聞いてみよう。これは三日月橋から眺めた早戸川左岸の滝。清流を眺めながらカヌーに乗った気分で川面を眺めるのも楽しい。
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