晴時々吹雪、安寺山地・小秀山
小秀山は長野県と岐阜県の県境、木曽御嶽山の南側にある。登山基地の諏訪地方からは些か遠く、岐阜県側から登るきついコースが2本あるとの事であった。山ノ神と一緒に登るには厳しすぎると、諦めていたが王滝村白川林道から入る新コースがあることが判り行く事に決めた。
●場 所:阿寺山地・小秀山 1981m
●時 期:11月3日(木) 文化の日
●同行者:山ノ神
●時 程:白川林道登山口 0830、4合目(フクロウ岩) 0930-40、
バッテン岩 1030-40、小秀山頂 1130-1200、
6合目(1700m) 1250、登山口 1410、(その後隕石湖往復25分)
11月3日の天気予報は当初曇りか雨であり、登山休養日と考えていたが、流石に気象特異日、予報が段々良くなってきて出発時はピカピカの晴となった。王滝村までは御岳登山(爆発丁度1年前)の際、通過していたがその先は不明なため早出を考えていたが痛恨の目覚まし設定忘れ。慌てて準備をしたがそれでも30分遅くなってしまった。伊那谷は素晴らしい天気で南アルプス、中央アルプスの山脈も朝日に輝いている。権兵衛峠を越え木曽谷に入っても好天は変わらなかったが御嶽山は雲に隠れていた。
白川林道登山口と駐車スペース。キャンプ禁止の標識が目印。
稜線にたどり着き、雲に覆われた山頂方面を眺める。
2合目付近の展望地点から林道脇の隕石湖(黄矢印)を見下ろす。(帰りに寄ろう)
雪雲が広がり時雨てくる。雪は地面に落ちるとすぐ溶ける為雨具も着けず進む。
4合目のフクロウ岩。ここで一休み、雪雲も薄くなった。ここは北側を巻いていく。
天気が回復し、一安心。 (あの雲の中は雪が降っているのであろう)
7合目(1800m)付近から上を眺める。 (樹林の下辺りがバッテン岩)
バッテン(×点)岩とはよくぞ名付けた。ここで小休止。ここからは樹林の中を登る。
山頂には多くの人が居たので、立派な避難小屋に入り大休止。
突然の強風と降雪に山頂の人々が小屋に入って来た為、場所を譲り出発。
誰も居なくなってしまった小秀山頂。雪の為、残念ながら展望は無い。
笹薮の雪を払いながら樹林の中へ下る。
9合目付近の樹林帯も確り雪景色。名前を付けた岩が多く坪庭の様。
8合目を過ぎると雪も少なくなるが。雪雲から小雪が舞い下りる。
3合目(1536m峰)付近から御嶽が見え始める。右下は王滝口コースの三笠山。
雲と噴煙が混じった御嶽山頂部。
濡れてしまったズボンも乾き、登山口へ向かって無事下山。下界は晴れている。