白駒池を巡って帰京
村生活も今回は4日目が最後。台風接近で関東地方は強い雨予報。川上村の小さな山を一つ登って三国峠経由で秩父に抜けようと思ったが、天候不順の折に通過するのは気が引けて、当たり前の20号線、中央道経由にした。然しこちらの天候は悪くない。
今までで一番良い朝の景色を迎えていた。近くに住み、毎日見ていながら御無沙汰をしている八ヶ岳、山歩きは無理だがと云う事で、白駒池辺りを歩いて帰京することにした。
0545の八ケ岳連峰。天狗から西岳まで全て見えた朝は4日間で今日が初めて。
0620、茅野の盆地で沸いた雲が麦草峠方向に吸い寄せられていく。
0700、霧に包まれたベランダだが、ヤマガラが朝の御挨拶に来てくれた。
0730、霧が晴れると何羽かのヤマガラが現れた。太目、やせぽっち、色々だ。
0740、蝶ネクタイのヒガラが現れたが警戒して中々近寄ってこない。
やっとヒマワリの種にありついたヒガラ。然し、小鳥達とも暫しのお別れである。
麦草峠から歩こうとしたが駐車場満杯の為、一番近くから出発。
通過する途中の地であった白駒池周辺だが、苔を見乍らゆっくり歩くのも一興。
ひこばえの近くに白いキノコが顔を出していた。
池巡りの途中でヤンマを見つけて喜ぶ山ノ神。3日ぶりの外歩きでリラックス。
青空が欲しい所だが、水面に映る倒木も時を感じさせる。
滑り易い木道であるが、観光エリアとして良く整備されている。この先は登山エリア。
山荘の反対側からは高見石頂上部が望まれ、多くの登山者の姿が見えた。
約40分の幽玄の森散策後、相模原で孫に会い帰宅。次は紅葉の秋に訪れよう。