上州・岩櫃山

信州の小屋開きを終えた帰路、武田氏の3名城の一つと云われる岩櫃城址と岩櫃山を訪れた。
●場  所:上州・岩櫃山 802m
●時  期:平成27年5月2日(土)
●同行者:山ノ神
●時  程:平沢登山口 1140、岩櫃山頂 1230-1235、本丸跡 1305、
      平沢登山口 1320

車山山麓の小屋を出たのが0845。大門峠、鳥居峠を越えて平沢登山口へ着いたのは1120。登山口には案内所、手洗い、2ヶ所の駐車場があり多くの車が停まっていた。この一帯は天狗丸と呼ばれるかっての岩櫃城の一部。周辺に農家があるが、これは武家屋敷跡?というところか。山頂との標高差200m弱、登山靴や主要な装備は残し、🍙と水を小型ザックに入れ、運動靴の軽装で出発。

城跡経由の尾根コースを左に分け、沢コース登山道を登る。途中空堀跡を通過。
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道は次第に急になり巨岩の間を縫って登る。
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櫃の口と呼ばれる鞍部。左後方に尾根コースを分ける。正面は天狗の蹴上げ岩。
ここで山ノ神は下りるというので、2人で🍙休憩を取り1」人で山頂へ向かう。
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鎖を登った先にある狭い山頂。2組が到着していたが、10人登れば零れ落ちそう。
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山頂から南西側を見下ろす。右手のコルには密岩コースの鎖が見える。
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山頂から肩に戻り、往路を戻る。すぐ下が蜜岩コース分岐点。三つ葉躑躅は時期を過ぎようとしているが、山躑躅が真っ盛り。
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東峰の鎖場から山頂を眺める。真っ直ぐな鎖と4人の登山者が小さく見える。
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狭い岩の門を抜けて櫃の口へと下る。滑り易い梯子、鎖場が続き、要注意。
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櫃の口から尾根コースで城址へ向かう。深緑が鮮やかに眼に染みる。
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尾根コース途中にあった天狗岩。痩せ尾根のこのコースは山躑躅が多い。
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武田勝頼を迎える筈であったという岩櫃城。二ノ丸、中ノ丸を経て山の神が待つ駐車場へ戻る。関越道を軽快に帰宅、小屋開きとそれに伴う山歩きは無事終了した。
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