カモシカと翁草に出会った霧訪山

山の雑誌で翁草が自生することを知った霧訪山。累積標高差670m、翁と媼が遊ぶには手ごろそうな山なので、早速出かけてみた。南東側の小野駅からのコースが一般的らしいが、今回は大柴山にも寄るため、北側の山ノ神自然園からの周回コースをとった。
●場  所:中信・霧訪山 1305m
●時  期:平成26年4月26日(土)
●同行者:山ノ神
●時  程:自然園Ⓟ 0755、No34鉄塔 0835-0845、稜線 0915-0920、
  霧訪山 0935-0955、タキアラシノ峰 1030-1040、大柴山 1100、洞ケ峰 1120-1135、
  No25鉄塔 1110-1120、自然園Ⓟ 1235
 
茅野市の小屋を出たのは6時半、諏訪湖西岸から塩尻峠を経て目指す山ノ神自然園までは1時間15分で着いた。小広い駐車場には先行者が3台。手前に手洗いも整備されている。沢沿いの左岸林道を直進するのが登山コースだが、右岸の遊歩道に水芭蕉二輪草を見つけたため川の反対側を歩く。川を渡って林道に戻り、暫く行くと溜まらずの池と呼ばれるダム湖。その少し先が登山口で、往復登山ならそこまで車で入ることが出来る。
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ジグザグの急登が続くが、辛夷の仲間、タムシバが満開で疲れを癒してくれる。
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No34鉄塔で傾斜が緩み尾根を登るが、可憐なイワウチワがちらほら。
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縦走路の稜線でカモシカに遭遇。近寄っても逃げず、傍で下草を食べていた。
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霧訪山頂上にあったたった1株の翁草。近くに囲いがあったが、そこには無かった。
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大柴山へ向かう稜線は片栗が一杯。そんな中、菫がかえって目につく。紫背菫か?
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片栗と山延胡索。二輪草や延齢草もちらほら。
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霧訪山付近では蕾が多かったが、大柴山が近づくにつれ片栗は増え、満開状態。
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落ち葉の上に顔を出した片栗達。歩道にも溢れ、踏まずに歩くのが大変でした。
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