中央アルプス南部・烏帽子岳
台風一過、車山山麓の小屋は寒気の影響でまるで冬の様。気温はどんどん下がり、到着から半日で10℃以上下がった。明日の予想気温は5℃と見積もった為、当初予定の御岳山を諦め、次に行く予定であった烏帽子岳に目的地を変更した。(小屋との標高差1600mの木曽御岳頂上の予想最低気温は-5℃であるが、烏帽子岳はその半分。防寒装備はそれなりに準備したが、28℃に慣れた身体の順応が問題であった)コースは鳩打峠からの往復。山ノ神の体調が一番の懸念事項であった。
●場 所:中ア南部・烏帽子岳(2194m)
●時 期:平成25年9月27日(金)
●同行者:山ノ神
●時 程:鳩打峠 0810、小八郎岳 0910-0935、5合目上 1030-1045、飯島分岐(7合) 1115、
8合目下 1140-1155、9合目 1240、烏帽子岳頂上 1255、9合目 1305-11320、
飯島分岐 1410-1430、小八郎分岐(巻道) 1510、鳩打峠 1540、
朝5時に起床。ベランダの温度計は3℃であった。松川ICまで中央道を走り、カーナビに案内されて鳩打峠へ着いたのは0755。道は細かったが、駐車場(約20台)には簡易便所もあり、雲一つない空に南アルプスの山々が一望であった。足元には松虫草が沢山。平日であったが、先行者の車が一台停まっていた。気温は低いが、思ったより暖かい為、冬用の防寒装備を車内に残して出発。
小八郎岳は絶好の展望台。これから行く烏帽子岳も真っ正面。40分行程を1時間かけて登る。
山ノ神の調子が悪かったが、行ける所まで行く事にする。天気の心配は無く、時間は十分ある。
6合目辺りから左がザレになり山頂が近くに臨めるようになった。
セキナギと呼ばれる崩壊地。恐る恐る覗いてみた。