紅葉の三ツ峠・屏風岩 ②

初日のクライミング予定は、一般ルート~サンドイッチ~No18or19クラックで、天狗の踊り場まで登り、その後中央カンテ~権兵衛チムニーの予定であった。岩場到着後、登攀準備と軽食をとり、登り始めたのは1130頃。最初なので、Yさんが先達。シングルロープ2本を引き、その後にSさんと私が続行することになった。
 
一般ルートの取り付き付近で、ルートを確認するYさん。
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一般ルート左をロープ2本引いて登るYさん(シングル2本は重そう)
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サンドイッチの出だし。岩の隙間を這い上がる。地震が来たら本当に挟まれそう。
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岩場の最高点、天狗の踊場。50mロープ2本で懸垂下降。眺め抜群。
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トラブル発生!!、動くことを確認した筈のロープが引けなくなってしまった。Yさんがダブルプルジックで途中まで登り返し、無事回収。お疲れ様でした。イメージ 7
 
回収で時間がかかった為、中央カンテ~権兵衛チムニーを諦め、左フェイスの亀ルートを登ることに決定。第1バンド(草があるところ)までは階段状の為、ビレイ無しで、各個に上がる。第1バンド右端の緑色の樹木付近がスタート地点。顕著な凹角左のフレーク状の所を枯れた白い木まで登る。出だしは水が染み出してジメジメしていたが、亀は水場が好きなので、水が出ているそうだ。本当ー??
登り始めは15時少し過ぎ。
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1ピッチ目の終了点。陽刺しの下限が我々の居る場所を通過し、上に登っていく。
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2ピッチと3ピッチは、纏めて1ピッチで行くことにしたが、秋の夕日は釣瓶落とし。釣瓶で登る我々より、太陽の釣瓶の方が早く、みるみる陽が落ち、夕焼けが残照に変わりつつあった。吉田の町にも灯りが点き始めている。
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八寸バンドのトラバースにかかるYさんとビレイのSさん。テラス到着17時。本日はここで打ち止め。4ピッチ目は省略。
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下が見えずらくなっているが、Yさんが先ず下り、登山道まで1回懸垂で到着できることを確認。
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全員が下りたのは17時半。薄暗い中、ヘッドランプ頼りに宿へ向かう。
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今夜の宿泊客は3組。秋刀魚と鮪の刺身付きの食事を楽しみ、暖かい炬燵の入った個室は最高でした。明日も好天を乞い願う。
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