南アルプス・北岳 Ⅲ(小太郎山登頂)
●時 程:《2日目》
肩の小屋 0640、小太郎山 0755-0830、小太郎尾根分岐 0930-0940、二俣1025-1045、
広河原1200
北岳を往復した後、置いてきた荷物を背負い、小太郎山へ出発。日の出の時は見事に晴れ上がっていたが、2時間過ぎた出発時は雲が意地悪をして、折角の眺めを遮っている。
甲斐駒と鋸が雄々しく聳える。目指す小太郎山(2725m)は、すぐ傍の雲の下。
小太郎尾根の二重稜線。先行者が2名、好き者がいるもんだ、と、変に関心する好き者の自分。
最低鞍部の向こうに小太郎山。では無くて、所謂ニセ小太郎。
振り返った北岳。肩の小屋辺りでは荷揚げのヘリが何回も飛び交っていた。
ニセピークを過ぎると小太郎山が。稜線は日高の縦走路を彷彿させる。
念願の山頂。ズボンは朝露に濡れてびっしょり。老人性お漏らしではありません。
一瞬、顔を覗かせた甲斐駒とアサヨ峰。山頂では35分滞在。3度目の正直を十分に味わった。
二俣。アイゼン装着の心算でいたが、棒を拾ってボッコグリセード。スキーの御仁もいた。
時間調整でのんびり下山したが12時に広河原到着。出発直前のバスに間に合い乗車。夜叉神峠で入浴後、一般道をトコトコ走り、相模湖から中央道を利用。無事帰宅。(めでたしめでたし)