真っ青な秋空の大菩薩峠

雨が去り、久し振りの寒波も納まりそうな水曜日、大菩薩へ出かけた。最近の大菩薩山行は、牛の寝通り等、末端の辺鄙な地域が多い為、久々に王道の大菩薩嶺大菩薩峠だ。ラーメン山行と云うのもあるらしいが、我々は、さしずめお握り山行か。秋空と白く輝く富士、南アルプスを楽しみに出発した。
●場  所:大菩薩・大菩薩嶺大菩薩峠
●時  期:平成23年11月16日(水)
●同行者:山ノ神
●時  程:上日川峠 0900、福ちゃん荘 0925-0935、大菩薩嶺 1030-1035、雷岩 1040-1055、
     大菩薩峠 1140-1225、石丸峠 1245、小屋平(車道)1330、ダム北岸園地 1335-1345、
     上日川峠1410
東京出発時0645の気温は11℃。予想どうりの好天で、首都高走行中から、大菩薩の山並みがはっきりと判る。道は若干混みあったが裂石経由で登山口・上日川峠まで2時間で到着した。人気の山だけあって、平日にも拘らず多くの登山者がいた。気温は1℃、少し寒いが普段の恰好で出発。
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今回は久し振りの唐松尾根、登り始めは一寸きつかったが青空と素晴らしい景色が力をくれる。少し汗ばんだので半袖一枚で登る。他の人達はガッチリした防寒着、羽毛のアノラックを着ている人もかなりいた。雷岩が近くなると展望が開け、富士山、南アルプスが良く見える。
一昨日の雨が山頂にもたらした雪で富士山頂は白くなっていたが、南アルプスには全く雪が見られない。
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大菩薩嶺まで半袖を通したが、やはり停まると寒い。記念撮影のみで、暖かい雷岩に戻る。
風が若干強いがとびっきりの青空は素晴らしい。
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賽ノ河原避難小屋を過ぎた小ピークは絶好の展望台。雷岩からのかやとの尾根道が美しい。
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秩父八ヶ岳も良く見える。八ヶ岳にも冠雪は見当たらなかった。やはり今年は何かがおかしい。
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峠で25分近く滞在。お握り山行であれば、これもまた楽しからずや。奥多摩方面の展望も抜群だ。ここから福ちゃん荘へ下りる人が多く、石丸峠への道は静かで、樹林の中は寒さが強かった。
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石丸峠周辺では、地元の方が、防火帯の整備作業をしていた。雁ケ腹摺山も直ぐそこの様だ。
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石丸峠から上日川峠への下り。樹林越に雷岩の稜線が見透かせる。
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林道を1つ横断した後、更に下るとアスファルト舗装の甲斐大和への道。沢を渡り、さらに流れを3つほど超えると、上日川峠の駐車場が上に見えて来た。帰りは、この道を使って八王子まで一般道を走り、4時間近くかけて家へ戻った。車の運転が疲れたが、素晴らしい秋の1日となった。
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