紅葉の西上州、立岩

信州・茅野への往路、西上州の立岩(1256m)に登ることにした。天気予報は晴、紅葉シーズン真っ盛り。岩場に映える紅葉を期待しつつ出発した。コースは直登の南登山道から北登山道へ抜ける周回コース。
●場  所:西上州・立岩
●時  期:平成23年10月29日(土)
●同行者:山ノ神
●時  程:線ケ滝Ⓟ 1100、第2ベンチ 1205-1215、立岩頂上 1235-1300、
    稜線分岐1340、威怒牟幾不動1355-1410、線ケ滝Ⓟ1445(線ケ滝見物)
 
早めに家を出る心算が、ついつい遅れて出発は7時前。渋滞に捕まり、山麓の星尾集落まで4時間近くかかってしまった。集落からは目指す立岩が良く見える。岩場恐怖症の山ノ神も平気でいるのが何よりである。
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南登山道は駐車場から5分程進んだところから始まり、杉の植林帯を行く。樹相が広葉樹に変わり傾斜がきつくなるとベンチがあり、その先は崩れやすいガレの鎖場を登る。岩場が迫って来ると、右手の岩壁を右上に戻る様に登るバンド沿いの登りとなる。ここが一番高度感のあるところだった。
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尾根を乗っ越すと岩を巻く様な道になるが、未だ気を抜けない。写真は巻き道を振り返った所。
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廻り込んだ所が2番目のベンチ。ここでゆっくり休憩。山頂まで0.5kmとあった。紅葉が映えて来た。
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ベンチから少し下って登ると小さな鞍部。標識は無いが南峰分岐ではないかと登ってみる。待つようにと云った山ノ神はサッサと先へ行ってしまった為、心配になり急いで戻った。北に立派な岩峰がそそり立っていた。これが南峰かとも思ったが、山頂ピークであった。
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上で声がしていたが、山頂に着いた時は我々だけ。結局、誰にも出会わなかった。
山ノ神の左肩に乗るのが荒船山の最高点。右肩に乗るのが浅間山。今日は10月上旬の陽気、風もなく絶好の昼寝日和。
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これから歩く北登山道。登り下りが、まだまだありそう。周囲は岩峰だらけ。浅間に噴煙は見られなかった。
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北登山道の尾根道で振り返ると、黄葉の奥に立岩山頂のシルエットが写っていた。
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まだまだ鎖場も続く。山ノ神も大分慣れて来た様だ。拾った棒を頑固に離さない。
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稜線分岐を西へ下ると、オーバーハングの白い岩壁の下に籠り堂があった。威怒牟幾不動である。下に立派な東屋があり、中休止。ここからは道も緩やかになり、南登山道分岐を過ぎ沢を渡ると線ケ滝駐車場の登山口に戻って来た。滝見物の人達に混じって滝壺を往復した後、田口峠経由で信州へ向かった。
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