西穂高の予定が、高ボッチ

村に来て４日目は、西穂高登山。前日、今回は雨が降っても行くという不退転の決意で臨む。６時前に小屋を出て新穂高に向かった。諏訪では晴れていたが、安房峠を越えると予期せぬ雨。それもかなり強い雨で登山は中止。鍋平のビジターセンター見学のみで諏訪へ戻ることになった。（行くだけは言ったことになったのだが・・）

 

松本盆地に戻ると此方側は天候の崩れが無く、美ヶ原の鉄塔も見える。かねてより気になっていた高ボッチ山に目的地を変更。標高１６００ｍクラスの遊歩道を軽く散策した。

 

車道が直ぐ脇を通過する為、上の駐車場からは１０分程度で山頂に着ける。下の駐車場から展望台に寄り、次いで山頂へ。牧場の柵沿いにゆっくり一周し約１時間。頂上からは諏訪湖が真下に見えた。ここでもビジターセンターに顔を出し、高ボッチの植物・動物について情報収集。

 

草原にはﾌｰﾛｰ、ﾄﾘｶﾌﾞﾄ、薊、ﾏﾙﾊﾞﾀﾞｹﾌﾞｷ等、夏の花が沢山咲いていたが、その１つに緑色の物？が付いているのを発見。昨日は仙丈岳で羽化したばかりの蝉に出会ったが、今日はここの草原で可愛い？アゲハの幼虫だ。

晴れていれば北ルプスを初め、多くの山の展望台になるようだが、今日は生憎の曇り空。それでも高原の涼風が心地良く吹いていた。