奥多摩・三頭山、レンゲショーマ(蓮華升麻)を求めて

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 天気予報で好天が予想された8月27日(木)、山ノ神のリハビリハイキングに出かけた。奥多摩、丹沢の近場に絞って候補地を考え、コースが自由に取れ、蓮華升麻が期待できる三頭山に決定。蓮華升麻は淡い紫色の花をつけるキンポーゲ科の植物で、御岳山が有名。但し御岳山は山上植物園の体を成し、自然の植生とは一寸異なる感じ。今回は山中に自生する自然のままの蓮華升麻が観たい。いつの間にかこれが山登りの第1目標に変わっていた。

 ●場 所:奥多摩・三頭山
 ●時 期:平成21年8月27日(木)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:都民の森0940、鞘口峠1010、三頭山1125-1200、
      槇寄山1320-1335、数馬バス停1445

 都民の森までは車で約2時間。平日ではあるが高齢者、夏休み最後の親子連れがチラホラ。今回はまず鞘口峠を目指す。あった!歩き始めて15分程の道の両側に1株づつ。早速撮影。鞘口峠からはブナ、ミズナラが繁茂した稜線が続き夏とは思えぬ涼しさ。暑い東京を離れて良かったとつくづく思う。然し、蓮華升麻は見つけることが出来無いまま山頂到着となった。山頂も日影で涼しいが、展望は南と北だけ。富士山には薄ら雲が掛かっていた。山ノ神の調子も良好で、都民の森遊歩道・最南端のコースを行く心算で出発した。山頂から5分、奇妙な曲がりくねったブナの根元に第2の蓮華升麻があった。第3の場所は避難小屋の先、右手の藪の中。これで概ね満足。後は下るだけとしたが、最南端遊歩道分岐で出会った御夫妻から数馬発都民の森行き無料バスの話を聞き、決心変更。槇寄山経由数馬へ下ることとした。この決心変更が大当たり。西原峠の下り道ではあちこちに蓮華升麻を観ることが出来、大喜び。素晴らしい花の山旅となった。数馬到着後約35分待ったが、しっかりと無料バスの御世話になったことは言うまでもない。