岩菅山、花の尾根道

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 苗場山、白砂山から眺めて、以前から気にかかっていた山が岩菅山。裏岩菅山2341mは、四阿山より高く奥志賀の盟主と云うに相応しい。5月連休に訪れようと思ったが残雪が深く春スキーの世界で、山ノ神との登山は諦めた。梅雨時の束の間の晴天を狙っての再チャレンジ。これが今回の山歩きである。

 ●場 所:奥志賀・岩菅山
 ●時 期:平成21年6月27日(土)
 ●同行者:山ノ神、
 ●時 程:聖平上登山口0740、アライタ沢0810、ノッキリ0935-0945、
      岩菅山1025-1100、裏岩菅山1150-1210、岩菅山1300、
      ノッキリ1325-1335、アライタ沢1420-1435、登山口1510

 金曜夜に東京を出発。松代PAで仮眠をして登山口へ着いたのは0925。既に駐車場は満杯状態。登り始めて直ぐに水路が現れ、これに沿って巻いて行く。アライタ沢から階段状の急登となり尾根筋へ。御前橘や舞鶴草等の小さな花が目立つ。中間地点と呼ばれる辺りから階段が無くなり、岩櫨、岩鏡等ピンク系の花が増え、目を楽しませる。山頂が左手に見え出すと東館山からのコースとの合流点・ノッキリだ。標高2100mであるが、景色が俄然高山的になる。冬場の強風の為か高木が無く、白山イチゲ、白山千鳥等、夏のアルプスを彩る花が咲いている。山頂は広く南側が崖になっている。ここで昼食。計画通り裏岩菅を往復するか否か、山ノ神に確認。標高差は無いものの小さな上り下りが応えたが何とか最高点まで到達。花も景色も申し分のない山頂であるが、虫が多くて閉口した。途中で虫取り菫の群生もあったが、捕まっているのは小さなやつばかり。ハッカ油でも撃退できず、蚊取線香必携であった。帰りは往路をそのまま戻り、岩菅山頂も止まらず通過。往路で通せん坊をした蛇も帰路には見当たらなかった。天気は少しづつ悪く、かつ暑くなってきた。アライタ沢で目一杯顔を洗って元の登山口へ下山。アライタ沢では岩魚?らしき魚がえさを求めて遊弋しているのを発見、シャッターチャンスを狙ったが水面には上がってこなかった。下山後は温泉、北斎館、2つのオプションを次回に回し淡々と東京へ戻った。予想以上に花に恵まれ、猿、兎、蛇、岩魚にも出会えたが、花については別途ブログで掲載する。