南ア前衛・七面山

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 登山千日目記念山行・その2は、中学1年(13才)の時、家族で登った日蓮宗信仰の山、七面山にした。当時祖母は70歳、下の妹は7歳であったが、角瀬から北参道を登り敬慎院に1泊、表参道を下った。寺に泊まった朝、富士山が紫から桃色に変わっていく様は今でも思い浮かべることが出来る。
 今回は山の神と2人旅。前日に表参道登山口まで入り、車中泊。48年前は登らなかった七面山山頂まで標高差1500mを往復する若干厳しいコース。さてどうなる事やら。

 ●場 所:南ア前衛(身延山地)七面山
 ●時 期:平成21年4月13日(月)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:羽衣0705、敬慎院1020、七面山頂1125-1150、敬慎院1230、
      奥ノ院1250-1300、角瀬1500-1510、羽衣1605

 表参道は良く踏まれた道で、登山口から敬慎院まで50丁。途中3か所に宿坊があり、自分達の位置がすぐに判る。天気は良いが若干霞がかかり、白峰3山の景色も今一。単純な登りに飽きてきた頃、上から何やら声が・・。山に参詣した信者さん達多数が、御題目を唱えながら下りてくる。読経の声よりもトーンが高く、抑揚を付けて唱える御題目はまるでヨーデル。その元気をもらって敬慎院まで登りきった。敬慎院から上300mは登山者だけの世界。古い雪が若干凍結していたが快適に登る。山頂からの眺めは木の間越しに笊ケ岳、悪沢岳等が見えるだけ。山頂で山ノ神と下山ルートを検討。北参道を角瀬まで下ることにした。敬慎院から奥ノ院までは広い道、そこから角瀬まで40丁。下るにつれ丁目標識数が減って行くのは楽しい。奥ノ院を出て19丁目の大栃で休憩。周囲にはカタクリハシリドコロが咲いていた。登山口の角瀬は、標高300m、学校校庭の八重桜が満開であった。ここから羽衣までは車道歩きの1時間20分コース。花を見ながらクールダウンウオーク。前方に羽衣の赤い橋と白糸の滝が近づき、羽衣登山口へ着いたのは出発後丁度9時間であった。標高差約1700mは山ノ神にとっては最長レコード。無事に帰りついたが明日から足が痛くならなければ良いが。そんな山行でした。