庚申山(1)

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晴天特異日明治節の11月3日(土)足尾山地・庚申山に我が家の山ノ神と出かけた。今回も早起きし、0530自宅出発。北関東の好天予報と紅葉情報の所為か、関越道は車が多い。停止するまでには至らないがノロノロの渋滞に嵌りながら伊勢崎で下り、渡良瀬川沿いに登山口の銀山平へ0840到着。駐車場は登山者や紅葉狩の人で満車状態。カジカ荘下のキャンプ場に駐車場所を見つけ、ここから歩き出した。キャンプ場周辺も紅葉が盛りでカメラマンが三脚を据えて盛んに撮影をしている。カジカ荘横を通過したのが0900。一ノ鳥居までは林道歩き。天気は日光の手前。(関東以外の人には解るかな・・解んネーだろうな・・)。それでも赤や黄色の紅葉が退屈な林道歩きを和ませてくれた。真っ赤な一ノ鳥居に着いたのは1000。ここからはゆっくりとした登山道。山頂を114丁目とする江戸時代の道程標識や鏡岩、夫婦蛙岩等、登山者を退屈させない仕組みが準備され、かっての信仰登山が盛んであったことを物語っている。庚申山荘には1120到着。ここで昼食とした。今日は土曜日所為か管理人も居り、小屋の整備やら布団干しやらで忙しそうであった。1140、眼前に聳える山頂目指して出発。当初山腹を巻くようにゆっくり登っていた道もオーバーハングし、上から水が垂れている岩の下を通過する辺りから急になり、鎖場、梯子が連続するようになってきた。南総里美八犬伝の舞台となった場所らしく、奇岩奇石の連続。と・・、我が家の山ノ神、玉梓の怨霊に取り付かれたか、はたまた山猫に憑依したか。『こんな怖い所、もう登りたくない、ゴロニャーン・・・』と、言い出した。山頂は真近、小生も『もう、怖い所は無いから大丈丈・・』と、猫なで声で宥めたものの、更に鎖場、穴潜り等が続く。登山以外の労力を要し、不必要に疲れて1250山頂到着。展望台には山ノ神は行かず、一人で往復。1325に山頂を出発。登りは怖い!怖い!と一人で大騒ぎの山ノ神であったが、下りは何てことなくケロッと下ってしまった。やっぱり玉梓であったか・・怖ろしかー・・!後は往路を淡々と下り、滝で寄り道した後、駐車場へ戻った。カジカ荘通過1515。大渋滞が予想される今日はユックリしようと、風呂に浸かり。銀山平を出たのが1730。渋滞はあったが2100には家に帰り着いた。(写真続く)